※馬鹿な内容




「なあ、ミヤギはん。」

「うわ、アラシヤマ!」

「うわって何どすか。」

アラシヤマに話しかけられたミヤギは気配に気づいて居なかったので、思わずドキリとした。

と、言うか、アラシヤマは何だかグッタリしている。


「どうしたべ!?顔色が悪いべよ。」



「それが…」

話しを聞くと、身体の関係の有る相手が、自分を疑ったりして、少々手荒らなのだと言う。


ああ、要は、シンタローが、自分を束縛して寝かせてくれないと言う事だべな。


自分に相談して来たのは、受ける方の立ち場だからか。


「そんなの簡単だべ!貴方だけを愛してると言わなきゃ、相手は分からねーんだべよ。」

そんな恥ずかしい事を言うのかとアラシヤマは青ざめて居る。

「言わねーから、相手は不安になるんだべ。相手が言ってくれるなら、自分からも言わねとダメだべ。」



翌日


もっとヒドイ状態のアラシヤマと、ルンルンなシンタローを見て、ミヤギはアワアワした。




(この夜の出来事)


「んっ…はぁ、なあ、シンタローはん。」

「何だ?」

「愛してる。」

「…」

「って!えー!?何?ヤメッ、や…何?」

ギャーッ


ミヤギはんの嘘つき!!






※性描写あり。注意


数日後


「いっ、いやぁ、悪かったべな、アラシヤマ。オラ、もっといい方法を思い付いたべよ。スる方の相手に聞いてみるべ!」

ミヤギは頼んでも居ないのに、トットリを連れてきた。

「僕ぁ、ミヤギくんを信頼しとるし、そんな無理はしないっちゃ。」


アラシヤマは100のダメージを受けた。


アワワワ

「ダメージ与えてどうすっべ!トットリ。」


え?どうすれば信用して貰えるのか?


「そりゃあ、相手が喜ぶ事をするとか…」


あ、行っちゃった。
何か勘違いしてるっぽいし。

「ミヤギくん、それで、アラシヤマはもっと大変だっだんじゃあ無かったっちゃか?」

「あ!」


翌日

「アラシヤマのあの怪我、オラ達のせいだべか?」

「い、いやぁ、知らないっちゃ。」

二人は遠目に言い合う。


え!おかげで今夜は寝れそう。
良く分からないけど、良かったね。






(この夜)


何でこいついきなり…。
今までしたこと無かったじゃん。

「はぁ…」

何か妙に上手いし。

うわ、エロ…てか、出る。

「!!何しはるんどすか!」

「うわっ、熱っちっ!」

条件反射で、軽く炎を出され、ガンマ砲を打ってしまった。






また数日後


「え?今度は放置されて寂しいべ?」

この二人は、本当にややこしいと、ミヤギは若干ひく。


「オメから誘うしかないべよ。」

喧嘩みたいになってて誘いづらい?

「んだなあ、オメから謝るしかないと思うべ。」



翌日


ああ、仲直りしたみたいで良かったべ。
またグッタリしているアラシヤマを見て、ミヤギは思う。




(この夜)


「なんだよ?」
久しぶりの訪問者にシンタローは応対する。

「シンタローはん、その…あの…わてが悪かったどす。」

「ああ、俺も悪かったよ。」

パアッとアラシヤマは明るくなる。

「で?何か最近、ミヤギの部屋に入り浸ってんだろ?」

シンタローは意地悪く聞く。

「え…わては、あんはんじゃないと、駄目なんどす。だから、その…抱いておくれやす。」

ニヤリと不適に笑うシンタローに、アラシヤマはたじろいだが、時すでに遅し。


end.